ビットコインについて
ビットコイン(BTC)は2008年11月にナカモトサトシと名乗る人物が発表した論文を基に、それに興味を持った開発者達が協力し2009年に完成させたもの。とされています。
(ちなみに"ナカモトサトシ"が一体誰なのかは謎に包まれており、様々な憶測も飛び交っています)
どうして注目されるようになったの?
上記の"ナカモト論文"では、送金をする際に銀行などの第三者を介するのではなく、P2Pシステム(←後で説明します)を使えば個人間であっても確実に、信頼関係を必要とせず送金できる。という事が書かれています。
誰かに送金をしたいとき、わざわざ銀行などへ行って手数料を払ってまで送っているのは、送金が確実に相手に届くからです。個人間でやりとりしようとしたら、身近な信頼できる人でないと頼めませんし、それでも心配ですよね?
ナカモトサトシはこれを"ブロックチェーン"という技術で実現できると提唱しました。
海外への送金となれば最低でも3つの銀行を介さなければならず、時間も数日、手数料もたくさんかかってしまいます。ビットコインであれば世界中の誰へでも即時、低コストで送ることができます。そうなれば便利だっていうことと、銀行にとっては自身の業務「預金、為替、貸付」のうち"預金"と"為替"を奪われてしまう。ってことで金融面で注目を浴びるようになりました。
(一部の通貨では"貸付"も担えるようになっています)