クリプト単語辞典
一般人にはなじみの薄いクリプト界隈や相場の単語・用語をまとめます。
【あ】
アセット = 資産。
アルゴリズム = 計算方法のこと。特定の問題を解決するための定式化した処理手順。
アルトコイン = 現在はビットコイン以外の仮想通貨全てを指す。
【い】
インカムゲイン = ある資産を保有することで継続的に得られる収入のこと。不動産投資の家賃収入、株式投資の株主配当など。仮想通貨ではPoS配当など。
【う】
噂で買って事実で売る = トレードの基本。ファンダの好要素に対して事実が公表されてから買うのではなく、予測の段階で買っておいて発表後上昇したら売る。
【え】
【お】
オプザイル = バイナリーオプション用のUSBツールを販売する特定のイケイケ集団。主にSNSなどで豪遊ぶりを披露しては購買意欲をかき立て、高額な投資商材を売りつける。自身らはDivergenceと称している。
オフチェーン = 取引をブロックチェーン上に直接記録するやりとりのこと。
オンチェーン = 取引をブロックチェーンに記録せず行うやりとりのこと。BTCのLightning networkがこれにあたる。
オルトコイン = アルトコイン
【か】
カウンターパーティー = 取引相手。
※ザイフで取り扱っているカウンターパーティー(XCP)は仮想通貨の名前。
カウンターパーティーリスク = 取引相手に対する信用リスク。なお、大口の投資家は取引所などを介さず、相手先(カウンターパーティー)と直接取引をする。相手方は信用度によりランク付けされ、そのランクで設けられた限度内で取引が行われる。
仮想通貨 = デジタル通貨の一種でブロックチェーン上で管理される。英国圏ではCryptocurrencyと呼ばれる。
仮想通貨少女 = 仮想通貨をモチーフにしたアイドルユニット。全員マスクを被っている。
かりUC = 当ブログ管理者。
【き】
キャピタルゲイン = 保有していた資産の価格が変動したことによって得られる収益のこと。土地、建物、絵画、貴金属など。有価証券や仮想通貨などの含み益もこれにあたる。⇔ キャピタルロス(含み損)
恐怖指数(VIX) = S&P500のボラティリティ。市場の不透明感により投資者心理を示す。
キラーアプリ = キラーアプリケーション。あるサービスや製品が普及するきっかけとなった、またはきっかけとさせるアプリ。
【く】
草コイン = アルトコイン。「アルトコイン」よりも少し揶揄された表現である。
クソコイン = 完全に揶揄された草コインのこと。
クリプト = Crypto(暗号)。スペルが"Crypt"だと"聖堂の地下室(遺体安置所)"になってしまうため注意である。
クロスチェーン = 異なるブロックチェーンを繋ぐ技術。
【け】
【こ】
コインチェック = 日本の取引所。2018年1月26日にNEMの流出事件で奇しくも一躍有名となった。同年4月にマネックスに買収される。
公開鍵 = ウォレットの鍵で、南京錠で例えると錠前の方を指す。
コモディティ = 日用品、必需品。国際市場においては穀物や鉱物などの現物商品。
コモディティ化 = 汎用品化されること。市場参入時には優位性の高かった商品が、普及、開発によりどこで買っても大差のない安定した品質に落ち着くこと。
コモディティヘル = 市場に同製品、類似商品が溢れ低価格競争に陥った状態。
コンセンサスアルゴリズム = 合意形成方法。取引の承認方法のこと。ブロックチェーンは種類があり、それぞれ取引を承認する方法が異なる。
【さ】
サイドチェーン = ブロックチェーン同士を繋ぎ、トークンのやり取りを行う機能。
ザイフ = 日本の取引所。
【し】
地合い = 相場界では市場の人気・雰囲気から見た相場の状態。(地合いが良い:上昇傾向 地合いが悪い:下落傾向)
シェアリングエコノミー = 共有経済。会社と個人のやりとりではなく、個人と個人のやりとりで出来上がる経済圏。会社はその仲介・サポートにあたる。
シャーディング = データを複数のサーバーに分散する機能。負荷がその分減り、パフォーマンス向上に繋がる。
証券コンソーシアム = SBIと米Ripple社の合弁会社「SBI Ripple Asia」が発足させた国内大手証券会社をまとめたグループ。
ジョージ・ソロス(George Soros)
= 世界的に有名な投資家。イングランド銀行を潰したという伝説をもつ。
http://www.fx-log.com/column/george-soros.html
シングルシグ = シングルシグネチャーの略、ウォレットに対し1つの鍵のみ有していること。
【す】
スーパーノード = 非常に強い影響力やパフォーマンスを持ったノード。
スキャム = 詐欺。ICOは誰でも資金調達ができるため、スキャムが問題になっている。
スケーラビリティ = 拡張性のこと。システム規模を状況に応じて対応できる適応力。システムに大きな変更を加えることなく、膨大なデータ量に対する処理能力を強化することができるシステムを「スケーラブルなシステム」と表現する。ブロックチェーンはデータ量が膨大なため、プロトコルやDAppsにはこの能力が求められている。
ステーブルコイン = 決まった法定通貨に対して一定の価値を保つコイン。例えばUSDTは米ドルのステーブルコインである。
ズベルバンク = ロシア最大の銀行。
スマートコントラクト = 「賢い契約」。契約から決済までがプログラムにより自動的にスムーズに行われること。ブロックチェーンのシステムが実用化される中で注視すべき重要なワードである。
【せ】
セリクラ = セリング・クライマックスの略。低値が続いて、投資家が総悲観状態に陥ったときに起こる出来高を伴った劇的な暴落。
セルフGOX = 自身で仮想通貨を紛失・遺失してしまうこと。送金時の宛先間違い・ハードウォレットの誤操作・ハードウォレットやペーパーウォレットの紛失・秘密鍵の紛失など。
【そ】
【た】
太陽神への祈り = 神よ我を億りたまえ
⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી⁽⁽(ી₍₍⁽⁽(ી( ˆoˆ )ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)₎₎ʃ)₎₎⁾⁾ʃ)₎₎
【ち】
【つ】
【て】
テンバガー = 10倍くらいになる程の爆発的な上昇をする銘柄。
【と】
投機 = 短期間の市価の変動から差益を狙って行う売買行為。
投資 = 企業価値に資金を投じる行為。
トークン = システム内の最小単位。これ以上分割できない"個"のもの。コインとトークンで分けられたりするが、コインも単一であればトークンである。
トークンエコノミー = トークンを用いた経済圏。デジタル内で完結し、今まで価値を付けることが難しかった(人物など)ものも、トークンを紐つけることにより価値のやりとりが容易になる。
トラストレス = 「特定の管理主体を信じる必要がない」これにより第三者の仲介なく価値の交換ができる。分散型システムの特徴を表すワードのひとつである。なお、スラングだと「誰も信用できない」になる。
トラッキング = 特定の情報収集を目的に、人間の行動やシステムの挙動、データの推移などを継続的に追跡すること。
トレード = 価格に資金を投じる行為。
トレードオフ = 相対の関係。一方を追及すればもう一方を犠牲にしてしまう状態・関係のこと。
トランキーロ = スペイン語で「落ち着いて」、女性に言う場合は「トランキーラ」
トランザクション = 取引のこと。内容はブロックチェーン内に記録される。
トランザクションフィー = トランザクションを処理する際の手数料。
【な】
【に】
【ぬ】
【ね】
【の】
ノード = エンドポイント。末端の端末。つまり各々のパソコンやスマホ。
【は】
パブリックチェーン = ブロックチェーン上の取引の承認において、マイニングが不特定多数のノードによって行われるもの。(⇔プライベートチェーン)
バリデーター = 承認者
【ひ】
ビザンチン将軍問題 = 51%攻撃のこと。ビザンチン帝国の話を例にとっている。
「ビザンチン将軍問題」と「ブロックチェーン」の関係性 | BlockChain Online ブロックチェーンオンライン
ビットバンク = 日本の取引所。
ビットフライヤー = 日本の取引所。国内の取引量はNo.1である。
ビットフライヤー ライトニング = 信用取引ができるタイプの取引所で、ビットコインの現物、FX、先物取引、イーサリアムの現物取引ができる。
秘密鍵 = ウォレットの鍵で、南京錠で例えると鍵の方を指す。
【ふ】
プールマイニング = 集団で協力してマイニングを行うこと。
プライベートチェーン = ブロックチェーン上の取引の承認において、マイニングを特定のノードに委ねるもの。XRPのシステムがこれにあたる。(⇔パブリックチェーン)
プラットホーム = コンピューターにおいてはOSやハードウェアといった基礎部分を指す。イーサリアムはETHを燃料にDApps開発の基盤として働くプラットホームである。
プレマイン = プレマイニング。新規の仮想通貨を発行前に開発者や特定の者がマイニングすること。受け取った報酬は自由に分配できる。
ブロックチェーン = 分散型台帳。ブロックと呼ばれる取引データ(トランザクション)のリストを定期的、連続的に記録する技術。特定の管理者を持たず、管理は使用者全員に委ねられる。内容は誰でも閲覧できるため理論上一度記録するとブロック内のデータを遡って変更することはできない。
プロトコル = 対象となる事項を確実に実行するための手順を定めた規定・取り組みのこと。例えば、通信をするうえでお互いのプロトコルが同一でないと通信することができない。界隈で言えばDAppsの基盤の部分である。
【へ】
ベーシックインカム = 生活するための必要最低限のコストを国民全員に支給する仕組み。
ペイメントチャネル = ブロックチェーン取引をオフチェーンで複数回行い、最終的な結果のみ記録する方法。
ペッグ = 固定相場のことで「釘止めし、安定させる」仮想通貨界においては完全固定ではなく、変動幅を最小限に保つこと。ステーブルと似ている。
【ほ】
ボラティリティ = 価格変動の度合い。(高い:変動が激しい 低い:変動が少ない)
【ま】
マーケットキャップ = 時価総額
マイナー = マイニングを行う者。
マイニング = 新規取引発生時にブロックへ追記するための計算処理を行うこと。一番早く計算ができた者は報酬が得られる。採掘の意。
マイニングプール = 集合マイニング。マイナーの集団が協力してマイニングを行い、貢献度で報酬が分配される。
マネタイズ = ネット上の無料サービスから収益を得ること。バナー広告からの収入やオンラインゲームでの課金など。元々は"貨幣の鋳造"などの英単語。
マルチシグ = マルチシグネチャーの略で、公開鍵を2つ以上有していること。解錠は設定次第だが複数の公開鍵に対し、○個の秘密鍵を用意すればOKというシステムである。
【み】
【む】
【め】
メタマスク = イーサリアム系統のコイン、トークンが保管できるウォレット。MEWとの連携や複数のウォレットを持てたりととても便利。DAppsの利用に必須だったりする。
【も】
【や】
【ゆ】
【よ】
【ら】
【り】
リブランディング = 既存のブランドを再構築すること。新生。
【る】
【れ】
【ろ】
ローンチ = リリース。
【わ】
【A】
antminer = Bitmainから販売されているマイニング機。ASCIを搭載しマイニングを行う。
antpool = Bitmainが運営するマイニング会社。
ASIC = Application Specific Integrated Circuit(特定の目的のために作られた集積回路)。仮想通貨においてはマイニングのためのツール。
ATH = All Time Highの略。随時、高値更新を続ける相場。
【B】
bitbank = 日本の取引所。
bitFlyer = 日本の取引所。国内の取引量はNo.1である。
bitFlyer Lightning = 信用取引ができるタイプの取引所で、ビットコインの現物、FX、先物取引、イーサリアムの現物取引ができる。
Bitmain = 北京に本拠他を置くマイニング専門の会社。マイニング会社"antpool"の運営やマイニング機"antminer"の販売を行う。創設者はMicree Zhan、Jihan Wu(ジハン ウー)
【C】
CFTC = Commodity Futures Trading Commission(米商品先物取引委員会)
アメリカの商品先物取引委員会法に基づき、1974年に設立された米大統領直轄の政府機関。 市場参加者の保護を目的に、詐欺や市場操作などの不正行為の追求や、マーケットの取引監視の権限を持ちます。
Coinbace = 採掘報酬。マイニングで報酬を得る取引。
coinbace = GDAXを運営するアメリカの会社。昔は老舗の取引所であったが、現在は取引所をGDAXとしてリニューアルし、運営のみ行っている。coinbaceアプリはBTCウォレットとして広く利用されている。
Coincheck = 日本の取引所。2018年1月26日にNEMの流出事件で奇しくも一躍有名となった。同年4月にマネックスに買収される。
CoinMarketCap = 仮想通貨全体の市場が確認できるサイト。世界でよく使われており現状を把握するにはとても便利。
Cryptocurrency = 暗号通貨(仮想通貨)
【D】
DApps = Decentralized Applications(分散型アプリケーション)。ブロックチェーン上に作られたアプリ。
DEX = 分散型取引所。個人間の取引なので交換所とも呼ばれる。
Divergence = オプザイルの自称。
DPoS (Delegated Proof of Stake) = デリゲイテッド プルーフ オブ ステーク (委任制PoS)
コンセンサスアルゴリズムの一種で、承認者を選挙で決める仕組み。投票権は通貨を保有している人全員が持ち、保有量が多いほど投票の重みもある。報酬は承認者と承認者に投票した人に支払われる。なお、ブロックチェーンルールの変更を提案する者は承認者とは別に選別される。(代表的な通貨…LSK)
【E】
ETF = Exchange Traded Funds(上場投資信託)
【F】
Fee = 手数料
Fiat = 法定通貨
FUD = "Fear, Uncertainty and Doubt"の略。
Fear(恐怖)、Uncertainly(不安)、Doubt(不信)。インフルエンサーなどがライバル勢に対して不安を煽るような発言(ウソも含む)をし、自身にとって有利な状況を作り出そうという戦術。
【G】
George Soros = 世界的に有名な投資家。イングランド銀行を潰したという伝説をもつ。
http://www.fx-log.com/column/george-soros.html
GOX = 仮想通貨の盗難に遭うこと。巨額の仮想通貨盗難事件で有名になった「Mt.Gox」社からきている。
【H】
HushHub = 株式会社HushHubによるブロックチェーン関連の会社、プロジェクトを対象にしたコワーキングスペース。
Hyperledger = Linux Foundation(コンソーシアム)が提供するオープンソースのブロックチェーン。誰でも利用できる。
Hyperledger Fabric = Hyperledgerを推し進めるプロジェクト。
【I】
ICO = Initial coin offering(イニシャルコインオファリング)。独自の仮想通貨を発行し、資金を調達する仕掛け。
【J】
Jihan Wu = Bitmain設立者、antpool社長。
JPY = 日本円
JPYマイニング = 働いて賃金を得ること。(日本円)
【K】
KYC = Know Your Customer(顧客確認)本人確認の意味で用いられる
【L】
LONGHASH = ブロックチェーン技術の実用化推進や開発者の育成などを主旨とした日本の会社。
【M】
MarketCap = 時価総額
METAMASK = イーサリアム系統のコイン、トークンが保管できるウォレット。MEWとの連携や複数のウォレットを持てたりととても便利。DAppsの利用に必須だったりする。
MuSig = Multi Signatures(マルチシグ)
【N】
【O】
【P】
PBFT (Practical Byzantine Fault Tolerance) = プラクティカル ビザンチン フォールト トレランス
コンセンサスアルゴリズムの一種で、コアコードと呼ばれる特定のコードに最新ブロックを生成する権限を集中させ、3分の2以上の合意で承認される仕組み。(代表的な通貨…Hyperledgerを使ったコイン)
PoB (Proof of Burn) = プルーフ オブ バーン
コンセンサスアルゴリズムの一種で、コインを誰にも使えないアドレスへ送ることで新しいコインを報酬として貰える仕組み。承認方法はPoWで行われるが、マイニングで得た報酬をバーンさせることにより、新しいオリジナルトークンが得られる。(代表的な通貨…XCP)
PoC (Proof of Consensus) = プルーフ オブ コンセンサス (合意)
コンセンサスアルゴリズムの一種で、一部の信頼された組織が承認者として決められ、承認者の80%の合意で取引が承認される仕組み。(代表的な通貨…XRP)
PoI (Proof of Importance) = プルーフ オブ インポータンス 別名:ハーヴェスティング(収穫)
コンセンサスアルゴリズムの一種で、保有量、取引量、取引回数などからコミュニティへの貢献度によって報酬を与える仕組み。(代表的な通貨…XEM)
PoS (Proof of Stake) = プルーフ オブ ステーク 別名:フォージング(鋳造)
コンセンサスアルゴリズムの一種で、保有量に応じて報酬を支払う仕組み。承認者はランダムに決められる。(代表的な通貨…NEO、ADA)
PoW (Proof of Work) = プルーフ オブ ワーク 別名:マイニング(採掘)
コンセンサスアルゴリズムの一種で、ブロックチェーン生成の際の計算を一番最初に解いた者を承認者とし、マイニング報酬を支払う仕組み(代表的な通貨…BTC、BCH、LTC)
【Q】
【R】
【S】
SEC = Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)
投資家保護のために、インサイダー取引など、株式取引に関わる違法行為を監視する、証券取引法規を管理している連邦政府機関。
SoV = Store of Value(ストア オブ ヴァリュー)価値の保存。ほぼ劣化や変質しないものに代えておけば、いつでも同価値のものと交換できるという貨幣の役割のひとつ。
S&P500 = アメリカの代表的な500の大企業から産出されるETF。アメリカの株式市場全体の状況を示す指標として重宝される。
【T】
【U】
【V】
VIX(恐怖指数) = Volatility Indexの略で、S&P500のボラティリティ指数。市場の不透明感により投資者心理を示す。
【W】
【X】
【Y】
【Z】
Zaif = 日本の取引所。
【数字・記号】
51%攻撃 = 悪意のあるグループまたは個人が、マイニングの計算能力の過半数を支配し、不当な取引を行う事。内容はマイニング報酬の独占、トランザクションの承認取り消し、自身のトランザクション取り消しによる重複支払い(@1送金で@1×2送れる)など。ブロックチェーンには改ざんができないという利点があるが、トランザクション承認の段階ではこのような不正の懸念点がある。